FMPSGでの役割  

	・楽曲参加
		FMPSG004	Tr.3	Inorganic beat / ダライアス
		FMPSG006	Tr.18	Water ripple / オリジナル

経歴  

	音楽活動はパソコンを使った自作音楽の発表と合唱団の参加とたまに演劇の音効PAくらいなので、ここではパソコンの話を書きます。
	小学生の頃、自宅PCはMSXで、当初はパソコンで音楽を自作しようなんて考えたこともなく、
	MSXポケットバンクシリーズの「マイコン・ジュークボックス」や「プログラムD.J.」掲載の音楽が聴きたくて、
	呪文のようなソースコードを見ながら入力して楽しむ程度でした。
	電波新聞社発行のAll About NAMCOを購入するとゲームミュージックの楽譜が掲載されていたので、
	興味を持ってPLAY文を使ってパソコンに入力し始めたのが自発的に音楽作成し始めた最初かな?
	中学に入るとMSX BASICを用いて、自作の素敵なピアノ曲を入力して流暢にPSG演奏させる同級生に出会い、
	大いに感銘を受けることに。
	それまでもオリジナルの音楽を作りたいといった漠然とした憧れだったり、実際ゲームミュージックで聞きかじったような
	コード進行に適当なメロディ載せて自作曲だ!と銘打ってみたりといったことはあったものの、実際に自分と同い年の友達が
	このような理想を高レベルに体現している現実をまざまざと見せつけられ、これが大きな転機だったと思います。
	やがてMSW-AUDIOの廉価版、MSX-MUSIC搭載のFM-PACが発売されると、BASICで豪華な音楽を奏でることができる!ということで
	中学高校にかけて音楽制作に没頭し、地元(静岡)のラジオ番組(パソコンアタッククラブ)や、雑誌のMSXマガジンに音楽を投稿したり、
	運よく採用されたりなどもしました(余談ですがMSX-FANは購読してなかったのですが、音楽のレベルがとても高かったらしいので読んでても投稿しなかったと思います(^^;)。
	あとは友人のベーマガ投稿プログラムにBGMや効果音を提供したりなど。
	その後MuSICA等の優秀な音楽ドライバが発表され、更に入れ込みましたが、反対に音楽公開の場は次第に少なくなり、
	パソコン通信もしない自分はストックばかり溜まる日々に。
	大学に入りFM-TOWNSを入手したもののF-BASIC386で数曲作るにとどまり、いつしかPCでの音楽製作から遠のいていきました。
	
	~
	
	就職後に興味本位で音楽コミュニティサイト"muzie"へ登録。いくつかMIDIの自作曲を公開したある日、
	ネタ切れ&軽い気持ちでかつてMSXで作成した音楽の軽いエフェクト付きバージョンをアップしたところ、
	アクセス数が桁違いになり(^^;週間のジャンル別ランキング上位にランキングする事態に。
	後から、当時日本におけるChiptune情報サイトの草分けだった"VORC"に紹介されたためだったことが分かりました。
	それ以降味を占め(?)リスナーに聞いていただくというモチベーションも得ることができ、
	"VORC"経由で"MSX Resource Center"にも紹介いただけるという幸運も重なって、
	何度もMSX過去作や新作の発表をさせていただくことができました。
	そんなご縁から、
	・poke-1,170様のChiptune専門ネットラジオにて数度の楽曲放送(とりわけMSX特集の際、番組ラストに自作曲で一番好きな"The ladder to the polestar"をかけていただいた時は感激しました!)
	・2006 TGSにおける1chip MSX発売記念ライブ参加(凄いお歴々と共演。。。)
	・Nerlaska Studio製作 MSXdev'06優勝作である"Monster Hunter"の次回作"Monster Hunter Arthur's Quest"への楽曲提供
		http://www.nlkgames.com/?section=game&id=155
		※本作はMSX1用のプロプラエタリソフトウェアですが、現在はiOSやAndroidで無償で遊べます。ストアから"MSX monster hunter"で検索してみて下さい。
	などといったご厚意まで受けることができ、1ユーザとして本当に恵まれた体験をさせて頂きました。
	現在は生活環境の変化からこれら音楽制作からすっかり遠のきましたが、
	今やゲーム機やスマホでも簡単に作曲できる時代。
	ことMIDIベース楽曲のChiptune風アレンジだけならそこまで技術障壁も高くないこともあり、
	新たにこういった音楽に興味を持っていただける方が今後も増えていくことを願ってやみません。
	

楽曲製作時の使用機材  

	現在は
	・Keyboard:KORG KROSS-61
	・DAW:Sonar, Domino
	・VSTiはいろいろ
	・その他: KORG M01Dなど
	

使用している音源、ドライバ  

	以前は音源はMSX(YM2163, AY-3-8910, Konami SCC+ 主にエミュレーション)
	ドライバはMuSICA、MGSDRV、Vortex Tracker IIなど

得意なジャンル  

	ゲームミュージックっぽい音楽。何を作っても人からそう言われるのできっとそうなのだと思います。
	ジャンルによらずお洒落な音楽は無理(センスですねこういうの)。

音楽的嗜好  

	メインはテクノ、テクノハウスなど。嗜好の原点は808 state の「Ex:el」(他にもあるけど原点はこれ)。
	合唱曲はレクイエムや男声合唱など。髙田三郎/高野喜久雄のようなストイックな世界が好きです(「ひたすらな道」とか)。
	J-POPは人よりも聴いてないと思います。。。

今まで聴いてきた音楽  

	いろいろありますが、印象深いトピックを思いつくまま記載。長くてすみません。
		・小学校~高校位までナムコやセガのビデオゲームミュージックに熱中(いつの間にか聴かなくなった後、久々に聴いたセガツーリングカーチャンピオンシップがavex traxだった時びっくりした)。
		・ゲームミュージックと言えばSnatcherは88版もMSX2版もCD購入した位好き(好き過ぎて最終的にPKDフリークになった。でも「電気羊」より「流れよわが涙」の方が好き。映画は「スキャナーダークリー」が良かった)。
		・これはゲームミュージックと言っていいのか、何かのレースゲーム(うろ覚え、Need For Speed III?)に含まれた楽曲を聴いて以来Incubus。
		・地元友人の影響から電気グルーブ→その流れで808 state→その流れでBjork。電気グルーブは当初コミックバンドと思い込んでおり「KARATEKA」を聴いて衝撃を受けた。808は前述の「Ex:el」書くときりがないので割愛
			(一つだけ。"San Francisco"はいつ聴いてもなぜか「お笑いマンガ道場」を思い出す)。Bjorkは「Debut」から("Ooops"の人だ!みたいな感じ)。
		・大学に入ってレクイエムなど宗教曲(主にモダン派)。三大~は唄った順に「ベルレク」「モツレク」「フォーレ」(関係ないがベルレクは誰が何と言おうと自分の中では「Wの悲劇」)。
		・ボイトレの先生に声が似てると言われ有頂天になってJohnny HartmanのCDを買い捲る(が、似ているのは声だけだったと後に気づく)。
		・周囲のプログレ好きのせいでYesにハマる(「危機っていいよね」と勧めてくる人がクラスにもサークルにもいた。彼らは決まってロンリーハートと言わなかった)。
		・家族の影響でBlur。特に"Beetlebum"が収録された表題「Blur」以降。
		・808 stateの「Don Solaris」が異質だったことに衝撃を受け消沈してた頃に買ったBasement Jaxxのシングル盤「Rendez-Vu」によってテクノ好きが再発して以来、Basement JaxxやAphex TwinやThe OrbやOrbitalやFatboy Slimや
			ProdigyなどのCDを買い漁る。808 stateは「Blueprint」が素晴らしかったので全てOk(でも本当は「Thermo Kings」によって既に自分的に「Don Solaris」は復権していた)。
		・谷山浩子(「Oh!FM TOWNS」読者だったから)。個別の怖い曲についてはノーコメント。テルーの唄が周知されて本当に嬉しかった映画はあれだったけども。
		・地元愛もあり大正九年(今どうされてるのでしょうか?「Kyu-BOX」の"三つの世界"が好き)。
		・関係ないが小学生の時初めて自費で買ったレコードはイモ欽トリオの「ティアドロップ探偵団」。「細野晴臣に惹かれたから」みたいな人聞きの良い理由はなかった(周りがたのきんトリオ買ってたからとかそんな理由)。
		・近年は演劇関係者(地元で有名な音効さん元ヒッピー)にケルト(The Chieftainsなど)を使ってほしいとか口琴が良いとか度々翻弄され、ジャンルが迷走してるかもしれない
			(ケルトとか分からないから試しにAnuna買ったら素敵でハマったとか)。

ハンドルネームの由来  

	小学校の頃太っててあだ名が「だるま」だったから。
	(地元ラジオ番組で自作音楽が流れた際、リズムトラックが派手だったためパーソナリティに「ラジオネームは「ドラム」から来てるんですかねえ」みたいなことを言われ、全然違ったのだが、その方が体裁良いのでそれ以来こっちの理由を後付けして使用。)

連絡先、その他  

	twitter @NudiDrm
	Chiptune関連の過去作品はこちらの"DRMSXSoundwork"より試聴可能です。
	https://nudidrmorg.wordpress.com/drmsoundwork
	※"Monster Hunter Arthur's Quest"についてはライセンシー状況不明のため上記サイト未掲載です。
	(iOS/Androidアプリケーションをインストール、起動し、Jukeboxより試聴できます。)

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